東京都練馬区の歩行困難な患者様から虫歯治療の依頼がありました。

投稿者：訪問歯科119番
本日、東京都練馬区のケアマネージャーからご利用者様で90代の男性で要介護４の歩行困難な方が、歯が痛いので歯科治療を希望していると相談を受けました。金曜日の訪問をご希望されていましたので、すぐに在宅歯科医療支援機構・訪問歯科１１９番所属の歯科医師と歯科衛生士の手配にかかりました。ケアマネージャー様とご相談の上、金曜日午前１１時のアポイントで対応させていただきました。

高齢者の虫歯について今回は少し書かせて頂きます。高齢者の皆様、高齢者のご家族様、毎日歯磨きをしていても、必ずと言っていいほど磨き残しがあります。磨き残しがあれば歯周病や歯石の原因だけではなく、大病にも繋がります。自分の歯を１日でも長く残存させるためには歯科医師や歯科衛生士による口腔ケアがとても重要です。

皆様ご存知の通り、虫歯は歯に穴をあけてしまいます。一般的に人の口の中には、３００種類以上の細菌が数千億匹いると言われています。食後に口腔内を清潔に保っていないと、虫歯や歯周病、歯石の原因になり、治療が遅れると抜歯などご自身の歯を失うことになります。日本ではなんと80歳以上の高齢者の歯の残存歯の平均は8.8本以下となっているようです。スウェーデンでは予防歯科が進んでいるため、スウェーデンでの80歳の高齢者の、残存歯の平均は25本となっています。口腔ケアをするとしないで、こんなにも違うわけです。

口腔内を清潔にしていないと、虫歯だけでなく誤嚥性肺炎など、ほかの感染症を発症する可能性も高くなると言われています。毎日のお食事の後に少しこちらのブログを意識し、改善して頂ければと思います。

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