ケアマネージャーさまへ

歯科医院による居宅療養管理指導は、歯科医師の判断に基づいて必要な場合に実施されるため、ケアプランの範囲外とされています。他の介護サービスと同様に、歯科医師等による居宅療養管理指導をケアプランに含めると考えられているケアマネージャーさまもいらっしゃいますが、この点については例外的な扱いとなっています。

居宅療養管理指導の指導料は限度基準額の対象外なので、他の介護保険サービスで支給限度基準額を利用している場合であっても、訪問歯科診療を利用する際には、利用回数制限を守る限り1～3割の自己負担額で受けることができます。

居宅療養管理指導の請求は、歯科医院が直接国保連合会に行うため、ケアマネージャーさまは給付管理票に居宅療養管理指導を記載する必要はありません。一部のケアマネージャーさまの中には、歯科医院が算定した居宅療養管理指導も他のサービスと同様に「給付管理票」に記載し、国保連合会に請求する必要があると考える方もいるようですが、実際には介護報酬の請求手続きは歯科医院と国保連合会の間で行われます。